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滋賀県の未来を育成する”夢授業”

2023.11.16

writer | シガだね編集部

滋賀県の未来を育成する”夢授業”

こんにちは。シガだね編集部です。
久しぶりに遠出をし、素敵な会に
参加してきましたのでご紹介します。

今回伺ったのは、
株式会社人生最幸の代表、
来季より滋賀県1部リーグ所属が決定した
ヴィアべンテン滋賀チームの監督兼選手でもある
村田和哉(ムラタカズヤ)さんの講演!
その名も『 夢授業 』。

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【 夢授業 】

滋賀県19市町での夢授業を!!
夢授業を通して、村田和哉がどのようにして夢を叶えてきたか、プロサッカー選手10年間での学びや経験を滋賀県の子どもたちに伝えていきます。夢がない、夢なんて叶わない。未来が不安、自分に自信が持てない。子どもたちがたくさんの夢を持ち、一人ひとりが自分の可能性にワクワクできる社会を目指します。

https://jinseisai.co.jp/news/20220424129/ より引用。

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今回の会場は滋賀県北部に位置する
『 高島市今津東小学校 』です。

私たちnadeshicoは、スポーツを通じて滋賀県の街を盛り上げたい!という村田さんの熱い思いに共感し、今年5月からヴィアベンテン滋賀チームのスポンサーとして応援させていただく運びとなりました。

今回はこのご縁を繋ぐ
きっかけとなった片木部長と共に
初めて ”夢授業”を見学させて頂くことに・・・!

懐かしさを感じる”小学校舎”に
ワクワクしながら、
講演の開始を待ち望んでいました。

夢=叶うモノ

会場である体育館には小学生たちが続々と集合し、いよいよ講演がスタート!

まずは、
『 夢を持っている人ー!』
『 今 ”夢” ある人ー! 』
という村田さんの問いかけに各所で子供達の手が上がりました。

『 サッカー選手になりたい! 』
『 大金持ちになりたい! 』
『 先生になりたい! 』…

思い思いの夢を発表する子供達。
彼らが早々に引き込まれていくのを感じました。

そして同時に、講演を聞き進めるにつれて村田さんが経験したさまざまな苦労を知ることに。

中学生の頃、お父様が他界。
幼少期から続けていたサッカーを辞め、道を外れようと思ったこともあったそうです。
しかし、そんな状況下でも自分の負の感情に打ち勝ち、ご両親のためにもと自分の人生を全力で歩むことを決意。

そこからの飛躍・逞しさというのは、
文字で起こすには恐れ多いほど・・・!

『 Jリーガーになる!』
と言う夢を胸に駆け抜け、

“ 学校の生徒会長に!”
“ 野洲高校で高校サッカー日本一に!”
“ 大学サッカー日本一に!”

そしてその後、セレッソ大阪に入団し輝かしい ” プロの道 ” へ・・・!

これまでの人生、良いことばかりでは無かったかもしれませんが、
いつ何時も”夢”の存在が村田さんを大きく支えました。

挑戦し続けた人にしか 見えない景色がある

晴れてプロの道で活躍することになった村田さんですが、その後も挑戦をやめず、海外へ!そして、ここで初めての挫折。

一人きりでサッカーをすると言う苦しい時期が続いた中で、プロと無所属の温度差を改めて痛感したとか。

数々の成功と失敗を味わいながら歩みを進める村田さんですが、
この言葉を常に頭に思い浮かべていました。

” 努力は必ず報われる。”

いつかこの時の辛く苦しい経験が誰かの支えになる!そう思えばどんなに辛い状況でも明るい未来に向かって頑張れたと村田さんは語ります。

そんな思いが、村田さんを新たなスタートへと導くように静岡のサッカーチームから声がかかりました。自分を必要としてくれる環境により一層感謝するようになり、

その頃から、子供たちと触れ合う機会を多く作ったそうです。

練習終わりに毎日、毎日どこかのサッカー団体に顔を出し、一人でも多くの子供達とサッカーを通じて交流しました。 

自分のような経験をする人がひとりでも多くその環境を打破できるように、夢が叶うことをもっと身近に感じてもらえるように。そんな、当時からの思いが今のこの”夢授業”へと繋がっているのだと感じます。

村田さんは公演中、数々の名言を残しましたが、その一つに ” 人生は良い方向にしか進まない。” という言葉がありました。

この心の持ち様こそが今の村田さんの成功を大きく示唆していると思います。思い続けること、信じ続けることは、自分の想像を遥かに超えて大きな力へと進化する。自分の力を信じる事がどれだけ重要であるかを考えさせられた言葉です。

夢を叶える最大の近道

これだけ夢について多く語る村田さんに、
『 夢ってどうやったら叶うの??』
そんな素朴な問いがあってもおかしくありません。

そんな問いに答えるように紹介したのが、
必殺 ”夢ノート”。
村田さんが学生時代から夢を実現させるために実践していることの一つです。

” 夢を口に出す。"
" ノートに文字で書いてみる。”

小さくても大きくても良い!
実現させたい夢をたくさん書き綴ってみる。
それが夢に近づく最大の近道だと村田さんは言います。

夢は書くから叶うんだ。
口に出すから叶うんだ。と。

『 みんな夢ノート絶対作ってね!宿題ね!必ずね!』そんな村田さんの投げかけにも、

『 夢ノートやるーーー!!!』
『 絶対やるーーーー!! 』
子供たちの元気な声が体育館中に響きわたり、
あまりにも素敵な光景に笑みが溢れました。

ちなみに、そんな村田さんには今1000個程の夢があるそうで・・・!
夢ノートに綴られた数々の夢が、
一つ一つ着実に実現しています。

大人になればなるほど自分の夢について生き生きと語れる人は多くありません。人生の土台を作る上でも、この”夢授業”は未来を変える大きな一歩になることでしょう。

大人が子供たちに向かって自ら夢を語れる世の中に。誰の未来にもワクワクと高揚感を感じれられる世の中に。なればいいなと願います。

講演後はみんなでサッカー!

熱気冷めやらぬままに、
講演後は恒例のストリートサッカーが行われました。

木板で作られた小さな円を大勢が取り囲み、まるでスタジアムのような熱気と声援!ひっきりなしに参加希望者の手が上がり、選ばれた小さな選手たちは順々に舞台の中心へ♪

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【 ストリートサッカー 】とは…
5メートルの囲いの中で行うサッカー競技。サッカー未経験者でも気軽に楽しめるスポーツであり、一体感を生み出すことができる。子どもたちと間近に触れ合い、スポーツの楽しさを伝える新しいツール。

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いざ、
ヴィアベンテンチームの選手と全力対決!

↑ 高島市出身の髙橋選手。海外プロリーグで活躍した経歴を持つ現チームのエース!

誰もが目の前のボールに食らいつき、必死にゴールを目指す様、ひたすらに盛り上がる会場が、講演の成功度合いを示しているように思いました。

子供たちの目はきらきらと輝き、
そのまた後ろで一歩引いて見つめる親御さん、
先生たちの表情もとても朗らかに映っていたのが印象的でした。

まとめ

村田さんは、すでに滋賀県中の子供たち約1万4千人とこのような場を設けて交流を深めています。
その度に多くの子供たちを虜にし、時にはエネルギーをもらいながら、未来を変える一歩を着実に歩んでいます。

混沌としている世の中で、今こうして”夢授業”の講演をお聞きすることが出来たこと。子供たちの熱を感じることができたこと。社会人として生きる私にも強く、つよく言葉が刺さりました。大人こそ聞くべき講演です!!

改めて、今回はこのような貴重な講演にご招待いただき本当にありがとうございました。

あとがき

今回ご一緒させていただいた田畑選手(20)は、
現在魚丸守山店でスタッフとして活躍してくれています!

↑ 田畑選手

↑ 髙橋選手

ある時は魚丸の一スタッフとして、
ある時は子供達にサインをプレゼントする人気者として、人生を歩む様がまた、子供達に夢を与えますよね♪

これからのご活躍を、nadeshico社員一同心より応援しております。

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2023.11.16 writer | シガだね編集部